ネクスト・モビリティ株式会社 様
https://www.next-mobility.co.jp/
業種:交通・運輸
ネクスト・モビリティ様は、各地で導入が進むオンデマンドバスの乗降・予約データを効率的に分析し、レポートを作成することを目指していましたが、増加するデータに対して既存の処理環境では性能が追いつかず、さらに属人化した運用も課題となっていました。このため、データベースやデータウェアハウスを活用した高度な分析基盤を整備し、処理能力の強化と業務の標準化を図る必要がありました。
分析基盤の構築には、将来的なデータ拡張や機能追加を見据えた柔軟な設計が求められます。しかし、担当者は兼務体制で、社内エンジニアもいないため、十分な工数を確保できず、プロジェクトの進行に制約が生じていました。こうした状況を踏まえ、限られたリソースで効率的に構築を進める体制と、安心して活用できるサポート体制の整備が不可欠でした。

ヒアリング内容からお客様のご希望に沿い「小規模なスタート」「拡張しやすい」「ユーザーが使いやすい」というポイントを重視し、プロジェクトを推進しました。
利用が進みデータが増加した場合でもレスポンスが低下しないよう、長期的に安心してお使いいただける設計をご提案。また、運用は内製化の方針であることから、構築後の運用がスムーズに軌道に乗るよう技術支援も併せて実施しました。利用者がシステムを最大限活用できる環境を整備し、導入だけでなく運用立ち上げまで包括的にサポートすることで、持続的なデータ活用を実現する基盤構築を後押ししています。

データウェアハウスの運用が軌道に乗り、多くの自治体の乗降・予約データを一元管理・可視化できる環境を整備しました。当初は約30エリアからスタートしましたが、わずか1年で60以上の運行エリアのデータ管理・可視化を実現し、急拡大を遂げています。これにより、サービス提供状況の分析や横断比較が容易になり、運行の最適化や利用傾向の把握にデータを活用することが可能となりました。また運用の内製化を目指した技術支援により、今後 継続的にデータが増えていっても、お客様ご自身で対応が完結できる体制を構築することができました。
今後は一部残っている手作業をRPAで効率化するなど、さらに高頻度でのデータ更新を検討・計画することで、ニーズに応じたデータ活用を目指しています。
今回のプロジェクトによりデータ形式を統一できたことで、担当案件以外の横断した比較やレポートの詳細確認が実施しやすくなったため、データに基づくよりスピーディーな意思決定が可能となり、持続可能な運営と地域交通サービスの質向上に貢献することができました。
ネクスト・モビリティ株式会社
運行支援グループ ご担当者 様
今回のプロジェクトにあたり、複数の事業者にお声がけをし検討を重ねました。「データ形式や数が増えても、非エンジニアでも対応できる柔軟なデータ分析基盤を構築したい」というわがままなオーダーにも真摯に向き合っていただけるパートナー企業としてクレスコさんに依頼することになりました。
データウェアハウス導入前の課題整理から丁寧にヒアリングいただき、「データ管理」「処理スピード」「運用の容易性」という観点から、今後エリア拡大と機能拡張によって増えていくデータにも対応できる形で設計を提案・構築を支援いただけたことは、とても良かったと感じています。
プロジェクトの途中でデータフォーマットが変更になったり、テスト処理が1日では終わらない!などハプニングもありましたが、結果的にそうした事態を見越した設計のご提案をいただいたり、対応方法をレクチャーいただけました。
我々の事業は、データを可視化・活用した分析の結果、改善施策を積み重ねてはじめて「運行の成功」に繋がっていきます。運行の結果をよりスピーディーに担当者に届けられるよう、今後も環境づくりに取り組んでいきたいと思います。

ネクスト・モビリティ株式会社
https://www.next-mobility.co.jp/
AI活用型オンデマンド交通サービス「のるーと」サービスを全国に展開。60以上の地域で採用され、路線バスやコミュニティバス、乗合タクシーの代替・新規導入で豊富な実績があります。若者から高齢者まで幅広い世代に支持され、月間利用者数は14万人以上。導入エリアごとの利用者数は業界最大で、1台あたり1日約100名を輸送できる高い運行効率を実現しています。(ネクスト・モビリティ社調べ/2025年11月)
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